メーデー弾圧/西成署抗議に弾圧(関西救援連絡センター 第26号 72.5)
 

大阪メーデーに参加すべく西成三角公園で集会し、新今宮駅近くまでデモを行なった全港湾西成分会を中心とする労働者に対して、規制にあたっていた西成署の警官は、2人を「傷害」「公務執行妨害」で逮捕し、大阪城からのデモの際にも歩道を歩いていた人を隊列の中へむりやり入れさせ、1人を「公妨」「傷害」で逮捕した。これに対し、抗議に集まった約1,000名の労働者は警察の力による鎮圧がかえって逆効果になって、4・5000人もの労働者が西成署を取り巻く形で集まった。この抗議に対し、機動隊は5名を逮捕し、16名を「泥酔保護」で留置し、叉、翌日も抗議に集まった労働者に対し、1名を逮捕、8名「泥酔保護」という弾圧を行なった。

  なお、デモで逮捕された3名は翌日釈放された。抗議で逮捕された6名のうち3名は勾留になったけれども、3名は却下になり釈放となった。特に却下となった3名については、今回初めて裁判所に彼らの寝泊まりしている簡易旅館を住居と認めさせたことに大きな前進がある。今後、西成の労働者の逮捕―住居不定―勾留―保釈―実刑といったパターンは少なくなっていくであろう。