今宮小学校

公式ホームページ http://www.ocec.jp/school/index.cfm/6,0,34,295,html

歴 史(公式ホームページから沿革部分を写しました。それに区史・町志等の情報を足しています。)

明治5年8月 太政官布告214号 学制発布(区政誌)

上等・下等の各等八級、毎級の修業期限六ヶ月制から、同十五年には初等三年・中等三年・高等二年となり

明治19年の勅令によつて尋常四年・高等四年とし、六歳から十四歳の八ケ年を学齢として子弟の教育を義務とした

明治23年10月  教育勅語

明治40年  尋常を六年に延長

大正6年9月 町政施行 今宮村は今宮町となる(区史)

大正8年11月27日、今宮町三日路653番658番地に1507坪を敷地として2萬6827円にて買収の議を決し(町志)

大正9年11月27日 木造瓦葺二階建一棟425坪、梁間五間、桁行八十五間と木造瓦葺平家建雨天体操場98坪、梁間七間、桁行十四間と木造瓦葺平家建便所26坪を建築することを決め工事に取掛り(町志)

10年3月20日 落成式を挙行した 此総経費12萬7800円

1921(大正10)年3月10日今宮第4尋常高等小学校=西成区史による創立年月

10年4月1日から開校し同時に尋常科第一学年の入学式を挙行(町志)

大正1041 日大阪府西成郡今宮第4尋常高等小学校として開校

 (記念式典の日・
415日を創立記念日とする)

(西成区史では大正10年4月設置と記述)
(大正10年4月1日今宮町大字今宮658番地に1507坪の地を相し、今宮第四尋常高等小学校を創立して第一、第三両校の尋常科児童970名及第三校の高等科児童全部を分離した=町志

大正10年4月5日 今宮第一尋常小学校の通学区域南海本線以東及び今宮第三尋常小学校の通学区域萩の茶屋駅前より東西に通ずる道路を境として以南の児童並びに今宮第三尋常高等小学校の高等科全部を収容し、尋常科18学級 高等科8学級に編制してここに初めて創始を見た。(町志)

大正14年4月1日 南海本線以東萩之茶屋駅前東西に通ずる道路を境として其以南を以て区域と改められ(今宮町北吉田、北吉田、北神合、南神合、苔山、三日路、曳舟、西今船、東今船、東萩の一部、今池の一部)(町志=北吉田が重複してるが原文まま))

大正10年10月14日 教育勅語謄本下賜せらる。(町志)

大正11年度 尋常科23学級、高等科8学級に編制。教室不足のため、尋常科第一二学年を二部教授とし。(町志)

大正11年11月9日 今宮第五尋常高等小学校設置ため高等科を廃し今宮第四尋常小学校と改称(町志)

大正12年4月23日 今宮第三尋常小学校の区域なりし東萩の一部、海道、今池を合併

大正12年11月26日 御真影を奉戴(町志)

大正13年6月26日 今宮第三尋常小学校一部校舎改築のため第三学年の児童を本校に収容し、第一学年を二部教授とした。

大正13年11月に経費170円を以て間口二間奥行一間半の運動と用具入納屋を増築(町志)

今宮町志所収写真
設備年度 校地
(坪)
校舎
(坪)
普通教室
(坪)
特別教室
(坪)
運動場 学校園
(坪)
摘要
面積(坪) 児童一人当面積
大正9年度 1507 555 546 26 屋外 540
屋内  98
0.53 7
大正13年度 3 間口二間奥行一間半運動具入納屋増築
現在 1507 558 546 26 屋外 540
屋内  98
0.53 7

           (上記表は「町志」より)

以下は「町志」に見る当時の状況
重なる教育上の施設
 学校園である。折つて来た植物や剥製した動物などは、真の生物でないために真の生物を教材とすべき生物教授では、之等の方便のみによつては独断注入、抑圧無趣味の教授となるから其の欠陥を多少にても補うため、本校内の室地を利用し、小ながら学校趣味園を設け、潤ある自然界から受くる恩恵に自ら浴せしめ感謝の情を起さしめんとの目的で大正十二年七月に創設された。児童自身家にある植物を持ち来つて植付けさせたのである。
 之が教育上に及ぼしたる効果は()労働は神聖なる真の理()経済思想の養成()植物愛護の念()自然科学に対する知識の修徳()教材の資料となる。こと等で、將来に対して猶進んで動物をも飼育しようといふ希望を持つて居るのである。
住民と向学の状況
之を観察するには先づ児童保護者の職業別調を要する。
人造真珠製造業 1  パン製造業 3  釦製造業 1  製薬業 1  割箸製造業 1  かんざし製造業 2  眼鏡製造業 1  提灯製造業 1
飲料水製造業 1  指環及櫛製造業 1  玩具製造業 4  茶器製造業 3
天秤分鋼製造業 1  傘製造業 8  インク製造業 1  石鹸製造業 1
装身器製造業 1  蝿取器製造業 1  製材業 2  鋳物業 2
菓子製造業 4  畳縁製造業 1  ゴム製造業 1  柳行李製造業 4
麺類製造業 5  ヤスリ製造業 1  家具食卓製造業 2  萬年筆製造業 1
著?業(養鶏?) 1  鍍金業 4  勤続細工業 2  鼻緒製造業 1
牛乳搾取業 2  湯屋業 1  土木建築請負業 10  印刷業 4
著述業 2  農業 2  漁業 1  洗濯洗張悉皆 13
木挽業 5  看板屋 1  運送業 7  理髪業 7
金貸 2  街燈業 1  建具指物屋 13  かぢや 6
桶樽屋 2  ぶりき屋 4  植木屋 4  かみゆひ 6
宿屋、下宿、席がし 14  貸座敷業 1  竹細工 1  飲食、カフェー等 45
菓子小売商 18  薪炭商 21  金物屋 11  紙函木箱商 6
質商 1  空瓶商 2  電機器具商 2  靴屋 2
綿糸綿屋 6  ポンプ屋 1  漬物屋 4  陶器商 2
袋物商 2  酒醤油商 14  洋服、ラシヤ屋 6  呉服商 10
衣裳着屋 1  小間物屋 3  雑貨 7  古物 27
米屋 14 食料品店 1  牛肉屋 1  豆腐屋 2
魚商 10  果物商 4  乾物屋 5  青物屋 24
煮豆屋 1  煙草小売 2  屑物屋 5  貴金属屋 1
柳行李商 1  玩具商 1  土砂商 3  貸車屋 3
荒物屋 5  金庫屋 1  石鹸屋 2  時計屋 1
竹屋 2  眼鏡屋 1  灰屋 2 硝子屋 2
竹皮商 2  材木屋 3  下駄屋 10  仏壇屋 3
洋家具屋 7  売藥業 9  人形屋 1  味噌屋 1
むしろ、わら屋 8  叺商 1  俵商 1  芋屋 2
ぬか商 1  書家 1 彫刻師 1
石工 4  僧侶 4  紳官 3  大工 45
左官 4  職工 98  車夫 4  配達夫 2
行商人 11  紹介業 5  表具師 1  あんま 4
肥料商 2  紙屑買 5  貴金属師 3 仲買周旋人 10
店員 23  力士 1  画工、図案師等 10  吏員 6
牛乳屋 4  官吏 20  俳優 3  常務員 8
遊芸稼人 1  船員 1  馬力 3  塗師 5
製図師 1  教師 3  畳職 3  消防夫 3
人夫 11  露天商人 1  踏切番 1  料理人 3
仲仕 7  会社員 130 歯科医 1  芸者 2
女給 2  無職業 93
 といふ有様である。下級生活者が大多数を占めて居るのだから、向学心は十分持つてゐるにしたところで、之れを実行することは困難な状況にあるものが多数と見ねばならぬ。これを以て向学心を卜するに足るであらう。
 次に就学状況に就て見ると不就学児童はほとんどない。病弱のため大正12年度に就学猶予を願ひ出たものがあるのみである。
又出席状況は如何といふに、接続町村としては、左表に見る如く割合に良好である。
          男    女    計
大正10年度    94.88   92.13   93.51
大正11年度    96.54   95.34   95.97
大正12年度    95.83   94.07   95.01
大正13年2月迄   95.72   94.66   95.31
尚ほ尋常料卒業生の前途を観察すると左表の如くである。
以上の統計によつて大様其推察が出来ると思ふ。本校区域には教育に熱心なる者があつて後援会が出来ている。

大正14年 大阪市第2次市域拡張 西成区誕生


大正
1441 大阪市今宮第4尋常高等小学校となる

昭和2年  学区制廃止

昭和9年9月 室戸台風 木造校舎一棟 大破(区史)

昭和13年4月  鉄筋講堂完成(区史) 

昭和1641 大阪市今宮国民学校と改称する

昭和19年9月7日 学童疎開(第1次) 20年11月25日まで 疎開先 泉南郡尾崎町・東鳥取村(区史)
                                                    (区政誌では鳥取ノ荘村と?)

昭和20年3月25日 学童疎開(第2次) 20年11月25日まで 疎開先 泉南郡尾崎町・東鳥取村(区史)
                                                    (区政誌では鳥取ノ荘村と?)

昭和22年3月 教育基本法及び学校教育法が公布、いはゆる、六・三・三・四制が確立


昭和
2241 大阪市立今宮小学校と改称する

昭和26年1月現在(区政誌)

校 名 生徒数 教職員数 所在地 通学区域
今宮小学校 1,296 37 三日路町15 苔山・南吉田・北吉田・南神合・北神合・東今船・西今船・曳舟・三日路各町・今池町(40−60)・海道町(13・15・17・45・46・52−54・57・58)・東萩町(除く萩之茶屋校下)


昭和
262 創立30周年記念式典

昭和2711 1期工事完成
      27年8月鉄筋三階建第1期工事=区史
      29年1月同2期
      30年11月同3期工事
      32年9月第4期工事落成

昭和343 5期工事完成

昭和36415 創立40周年式典

昭和405 ()運動場(約1019坪)市教委より受け継ぐ

昭和407 プール完成

昭和435 外運動場の整地完了

西成区史所収写真

昭和43年 現況 所在地=三日路町15 敷地=5,454u 建物=1,734u(区史)

昭和464 創立50周年式典

昭和485 養護学級を新設

昭和522 講堂解体工事

昭和521130 講堂改築工事竣工式

平成21110 創立70周年式典

平成46 プール建設竣工式典

平成92 新校舎建設第1期工事着工

平成912 新校舎第1期工事(鉄筋4階建4教室及び家庭科室・図工室・校長室・職員室・管理作業員室・事務室など)完成

平成912 新校舎一部(職員室・6年教室など)移転完了

平成104 新校舎建設第2期工事着工

平成105 旧東側校舎解体開始

平成114 新校舎第2期工事

    (鉄筋4階建4教室及び図書室・音楽室・パソコン室・多目的室・保健室・給食室等)完成

平成114 新校舎移転全て完了。全学年新校舎にて授業開始

平成115 旧校舎全面解体開始

平成117 旧校舎全面解体完了

平成118 新運動場整地完了

平成1110 植樹(移植)完了

平成1225 校舎改築竣工記念式典

平成17106 中庭張り芝

 平成18110 中庭芝生オープニングセレモニー

平成19829日 正門オートロック工事完成

 平成191225日 講堂耐震工事完成

平成24年4月1日 学区

今宮中 今宮小 萩之茶屋 2丁目 11番 18号〜24号、25号の一部
今宮中 今宮小 萩之茶屋 3丁目
今宮中 今宮小 天下茶屋北 1丁目、2丁目
今宮中 今宮小 天下茶屋東 1丁目 21番〜23番
今宮中 今宮小 天下茶屋東 2丁目 15番 5号の一部、34〜36号の一部
今宮中 今宮小 天下茶屋 1丁目 1番〜5番
今宮中 今宮小 天下茶屋 1丁目 6番 1号〜3号、4号〜6号の一部、16号の一部、17号〜20号・21号の一部・22号〜33号
今宮中 今宮小 天下茶屋 1丁目 10番〜32番
今宮中 今宮小 天下茶屋 2丁目 7番〜24番
今宮中 今宮小 天下茶屋 3丁目 14番 4号の一部、7号の一部、8号の一部、10号の一部、17号の一部、18号〜31号
今宮中 今宮小 天下茶屋 3丁目 15番〜26番